大人の女子校に入ったばかりの頃は、とにかくがむしゃらで。
わけもわからないまま、やると良いと言われたことをやっていたと思います。
でも、不思議なことに。
そんながむしゃらなだけのわたしでも、知ってくれる人が増えていきました。
つながり始めた人たちに向けて、自分が知っていることを全部出すつもりで発信し、星読みについて書いたり話しているうちに、お客さまも増えていきました。
そんな一連のビジネス活動のなかで、大人の女子校は、楽しく居心地が良いだけでなく、ビジネスを成立させてくれる場所になっていったのです。
大人の女子校のために、なにかしたいな。
そう言ったら、今村愛子さんから、「みりちゃんが売れることが、大人の女子校のためになるよ」と言われたのを、今でもハッキリと覚えています。
そのときはよくわからなかったけれど…
とにかく一番に考えるべきことは、「わたしが売れること」
そう理解して、大人の女子校のためにも自分のためにも、イキイキと楽しく全力でビジネスに打ち込みました。
その結果、大人の女子校から講師の仕事をいただき、コラボ相手や仕事仲間にも恵まれて…
わたしのビジネスの土台が着々と築かれていきました。
でもそんな充実したビジネスのなかで、ふと気がついたこと。
わたしはもう、起業初期でも、新人でも、ひよっこ起業女子でもないということ。
それに気づいたときに、これからはもう、これまでの自分では通用しなくなるんだろうなということがヒシヒシと感じられました。
明るく楽しく、元気よく!
そんな勢い任せのやり方では、この先何年も続かない。
そう直感している自分がいました。
改めて考えてみれば…
目の前の売上を追いかけることや、自分のプライベートを顧みずに働きまくること。
それでビジネスを回していくことがやりたいわけではない。
それを、これから5年、10年とやっていきたいわけではないのです。
5年・10年かけてでも、やりたいと思えるもの、その価値があるものに、これからの自分の時間やエネルギーを注ぎたい。
そう思ったとき、わたしに必要なのは長期目線と戦略的な思考なのだとわかりました。
新しい世界のなかで脇目も振らずに走った第1章が終わろうとしています。